日本の伝統工芸品の一つに「びんがた」あり。
(。゜▽゜)/
古の琉球王朝時代、神事に関する古式の衣装や王族の着物、 庶民の晴れ着や冊封使節を歓待する踊り衣装としても染められ、更紗や友禅の技法をも取り込みながら現在に至る「びんがた」は、日本を代表する染め物です。
技法としては、餅米と糠粉をお水と混ぜて蒸し上げ作る糊を防染剤とし、型紙を用いて本顔料と染料を併用しながら多彩な染めを施す「型染め」と、「筒引き」の二つに大きく分けられます。
他にも、びんがたには多様な技術があり、光と影を表す隅に特徴があると云えます。
脈々と受け継ぐ技術を用いて職人が手染める模様、一つ一つ丁寧に手作業の工程を重ねる日本の伝統工芸「びんがた」は、古典的な柄と共に新しき柄も染め附けられ、心躍らせる染め物です。故岡本太郎氏曰く《今日の前衛が、明日の伝統だ。》の由に賛同するふじのびんがた染工房は、創意工夫を重ね、日々進化し続ける職人技の染物が「びんがた」かなと申し上げます。 めへでぃろ。
ふじのびんがた染工房